柴犬と一緒に遊ぶ方法

柴犬の写真

柴犬と一緒に遊ぶ方法について

柴犬との「遊び方」と書きましたが、柴犬に合わせて好きに遊ばせる・・という意味ではありませんのでご注意ください。

柴犬との生活、はいつでもどこでも主従関係を意識して接しなければいけません。ですので、柴犬との遊びの中にも、主従関係を保てる要素を必ず加えるようにしてほしいのです。

その「主導」の要素がちゃんとあれば、本当は柴犬との遊び方は何でも良いのです。柴犬も含めた犬達は群生動物ですので、基本的には一人遊びは好みません。自分に対し、毅然と接してくれる頼もしいリーダーに従い、行動することが柴犬の喜びなのです。

ですから、柴犬には必ず何か指示を出し、それに柴犬が従い、できたら褒める・・このパターンを常に意識してください。遊びに限らず、何気ない接し方も含めて、柴犬との接点は全てそのパターンにします。柴犬を意味無くナデナデしたり、かまったりしないということです。

柴犬のしつけを解説している写真

例えばボール遊びですが、ボールを投げてやる前にしっかり柴犬に「座れ」「待て」をさせます。柴犬の意識を、十分飼い主に注目させます。そして褒めてボールを投げます。絶対に与えっぱなしにしないで回収します。ただ、柴犬は非常に動きが機敏で素早く、逃げられたらまず捕まえられませんので、ボールにヒモを付けると良いです。

柴犬がボールを独占しようとしたり、名前を呼んで「来い」の呼びかけをしても柴犬が無視したら、その時はヒモを引いてボールを回収します。そしてまた注目させ「座れ」「待て」・・出来たら褒めて投げる・・という風に、柴犬との遊びを飼い主さんが主導することが大事です。

それから、あまりおすすめできない柴犬との遊び方もいくつかご紹介しておきましょう。

まず、高いところからのジャンプなどは絶対にさせないでください。柴犬は軽快で機敏なので、高いところもジャンプして飛び乗ったりできるのですが、脱臼したり背骨を傷めるなどの恐れがあります。特に、まだ骨格がしっかりしていない子犬や成長期は要注意です。

柴犬の飼い方を解説している写真

柴犬との引っ張りっこも止めましょう。タオルなどを使って柴犬と引っ張りっこをする・・という飼い主さんがいますが、柴犬が人間の服を噛んで引っ張って、遊びを要求する癖が付く場合がありますので気をつけましょう。それと、対面しての力比べは、柴犬の対抗心や興奮をあおる事でもあるのです。

ほかには、柴犬との追いかけっこも良くありません。日常生活で常に、柴犬が人間の動きに過敏になってしまい、追いかける悪い癖が付いてしまいます。

柴犬と人間との主従関係がしっかり出来ていれば、柴犬は飼い主さんの指示に従って褒められれば何でも楽しいわけです。その大事なことだけ忘れないでください。そして、柴犬と楽しく遊べて主導性が示せる工夫をしましょう。

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柴犬のしつけをした後の写真
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