柴犬の吠え癖や無駄吠えのしつけ方
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柴犬の吠え癖や無駄吠えのしつけ方について
柴犬の吠え癖や無駄吠えのしつけ方についてですが、まず柴犬が吠える原因は、大きく２つに分けることが出来ます。
一つは、柴犬も含めた犬本来の警戒・威嚇吠えです。他人に吠える、他の犬に吠えるというケースです。
そしてもう一つは「要求吠え」なんですが、例えば家族に対して「早く散歩連れて行け」、「早くゴハンちょうだい」、「ケージから出して遊んでくれ」という、柴犬のワガママであり主従関係の誤認でもあります。
では、実際の柴犬の吠え癖のしつけ方を解説していきます。威嚇や警戒吠えですが、本来柴犬と飼い主さんの主従関係がしっかり出来ていれば、柴犬は飼い主さんの指示で直ぐ吠えを止めます。また、柴犬が吠えるたびにそうやって何度か教えれば、吠えなくなります。言っても聞かないのは、まず柴犬との主従関係を根本的に作り直す必要があります。
それから、柴犬を他人や犬に慣れさせ、吠える必要も怖がる必要もない・・ということを柴犬に教える、経験させる必要もあります。例えば来客から避けたり、柴犬を散歩させるときになるべく他人や犬に会わせないようにする・・。これらは逆効果になります。
むしろ、柴犬を積極的にそういう場に連れ出し慣れさせ、そこで教える絶好の機会だからです。主従関係がしっかり出来ていれば、手で柴犬の口を軽く閉じ「ダメ」としっかり伝え、褒める・・放すと吠えるのでまた口をつかんで「ダメ」・・この繰り返しで覚えるのです。
柴犬が飼い主の教えたことを覚えようとしないのは、主従関係が成り立っていないから、柴犬は「聞く必要がない」と判断しているわけです。もちろん、柴犬との主従関係があってもすぐには結果は出ませんし、知能の低い子犬ならなおさらですので、根気良く何度も体現して柴犬の吠え癖や無駄吠えをしつけることは必要です。
それから、柴犬の要求吠えのしつけ方になりますが、これも体現させてしつけるのですが、原因が柴犬との主従関係の逆転によってワガママで要求しているわけですから、柴犬との主従関係が正しくなればそれだけで要求吠えはしなくなることが多いです。
また、柴犬の吠え癖・無駄吠えのしつけ方で道具を使う人がいますが、いけないことです。例えばチョークチェーンでガツガツやったり、臭いのスプレー、超音波や振動が出る首輪など・・。これらでは、柴犬が吠える根本原因の解決になっていないからです。それを解決せず、即効性を求めて柴犬の表面上の行動を一時的に調教しても、単なるストレスの上塗りでしかないのです。
そして柴犬との本当に正しい主従関係が、どれだけ作れているのかが見えなくなってしまうからです。これがもっとも悪いことなのです。柴犬の吠え癖のしつけ方に限らないことですが、短時間で行う調教と、時間がかかっても正しい関係を作るしつけ・・皆さんはどちらを選ばれるでしょうか・・
